1973-02-07 第71回国会 衆議院 予算委員会 第8号
○大平国務大臣 ものごとの筋道を申し上げますと、もう楢崎委員も重々御承知のことと思いますが、地位協定、これは前の旧安保行政協定が国会にかかっていなかったのでいろいろ論議を呼んだわけでございますが、これは国会にかけた日米間の取りきめで権威のあるものでございまして、私どもといたしましては、この地位協定を厳正、適切に運用していく責任があるわけでございます。
○大平国務大臣 ものごとの筋道を申し上げますと、もう楢崎委員も重々御承知のことと思いますが、地位協定、これは前の旧安保行政協定が国会にかかっていなかったのでいろいろ論議を呼んだわけでございますが、これは国会にかけた日米間の取りきめで権威のあるものでございまして、私どもといたしましては、この地位協定を厳正、適切に運用していく責任があるわけでございます。
○杉原一雄君 私は、いま相模原に兵器関係の補給廠があるわけですが、そこと横須賀の間を米軍の戦車ないし装申車等が縦横に往来をいたしておる問題について、道路の管理監督の立場から建設省、第二点は、交通秩序の確立の立場から警察庁、そしてそうした問題を越えた大きな外交的な問題、いわゆる安保、行政協定等の問題をめぐって外務省当局に質問を続けたいと思います。
もう一点は、安保行政協定の改正とか、抵触はないということを本会議で答弁をされました。その他に付属文書とかいうものももちろんないという答弁をされましたが、何か特別取りきめというものがありやなきゃという議論も出ております。この点を一点。 一点は、今日の事態において日米間の協議事項という前提が必要であるのかないのか、これは佐藤・ニクソン会談の第四項を私はさして申しております。
安保行政協定が結ばれた当時と今では事情が違っているから、これを検討するのが安保委員会の使命の一つである。こういうふうな発言でありました。
○中田吉雄君 わが党とは違いますが、この安保行政協定は、これを認められる自由民主党の立場から言っても、期限がないとか、あるいは平和と安全の対象がはっきりしないとか、常時日本に駐留するとか、いろいろな問題を含んでいると思うのです。そこで一体、合理化するというのは、この安全保障と行政協定の手直し程度か、もっと新しい日米の新構想による安全保障体制を作られるのか、どっちがいいと思われますか。
○中田吉雄君 この問題は時間がありませんので、岸総理の訪米にからんで少し質問してみたいと思うのですが、岸総理も、自由諸国の一員とし、また対米協力の外交をする、しかしそれにもかかわらずアメリカと取りきめられている安保行政協定というものは再検討すべき段階にきた、こういうことを申されていますが、一体その問題点はどこにあるか、そういう点をまずお伺いしたい。
自主憲法は、まず日本の完全独立から、日本の独立は、まず不平等な講和条約の改訂、安保、行政協定の廃棄である。あえて首相の所信をお尋ねします。(拍手) さらに私は、提案者並びに総理にお尋ねをいたします。
また、政府はとりあえずアメリカに対しまして、現在の拡張計画の取り消しを求めるつもりはないか、さらに安保、行政協定を改廃いたしまして、漸次軍事基地の縮小、返還を要求するつもりはないかどうか、この点をお伺いしたいのであります。
○成瀬幡治君 鳩山総理並びに重光外相にお尋ねいたしますが、安保、行政協定で基地拡張が義務づけられておる、こういうことになるとするならば、アメリカの要求があれば日本中が全部基地になってしまうのだ。そういうことが義務づけられておると解釈されるのか。
○武藤委員 その問題は満足ではございませんが、次に移りまして、基地の問題でありますが、今度の安保行政協定は、基地について無制限、無期限、非常に異例なものであろうと思う。基地の数も非常に多い。われわれはもちろんそんなものは一つもいらないと思いますが、政府の考え方では、一体日本の安全を守るためには、どのくらいの基地を必要とすると考えておるのか。
具体的に警邏隊というようなものの行動することは、安保、行政協定等によつてアメリカとの話合いによつて、何か総合されて活動するということであるのかないのかということを説明して頂きたい。
従つて我が党は、全面講和の最大の障害となる講和條約の第五條、第六條の削除、安保、行政協定の廃棄を主張いたしまして、米英と共に、イデオロギーの相違にもかかわらず中ソ両国とは講和すべきであるとの立場をとつているわけであります。然るにです、ダレスは、全面講和は無講和に等しく、軍事的な真空は、直接侵略、間接侵略を招くものであるとしまして、再軍備反対に応えているわけであります。
(「そうだ」と呼ぶ者あり)而も参議院における緑風会の占められる高い比重にもかかわりませず、そのとられた態度からいたしまして、講和、安保、行政協定が如何に我が国に不利であつたか。そのことを私は西ドイツ連邦議会との比較において申述べ、緑風会の皆様の基本的な態度を伺つて、今後の議事運営に資したいと思うわけであります。